REVIEWS


バンドリーダーとしての素晴らしいこのデビューアルバムで、デイヴィッド・ウィットマンは、ブラシを持たせれば絶妙なタッチ(St. Nicholas Ave., Feelin’ Alright)、スティックを持たせればステディなグルーヴ(特にBuhainaを思い起こさせるMonty’s Bagのシャッフル、スウィンギングなStruttin’ Home)を見事に披露している。

--Wayne Goins (ジャズ教授、著者)

熟練した技能を披露しているのに教科書通りになってしまうことがなく、また、テクニック一辺倒にならずに楽しみのある作品となっている。そして、それをアート・ブレイキーっぽさを漂わせ見事にやってのけた。ブルーノートに長年いてブレイキーの演奏はほぼ全て聴いてきている私がそう思うのだから。

--Jeff Zakim (Blue Noteレーベルマーケティング, 2001-2008)

ジャケットに描かれたアメリカ中西部のトウモロコシ畑のように、どこか懐かしくも清々しくスウィングするデイヴィッド・ウィットマン(ds)のデビュー作。同郷オークレア出身のジェフ・キーザー(p)が全編でいい仕事をしている。アンドリュー・ニーズリー(tp)の素晴らしい楽曲と、裏方に徹し”シンプル・イズ・ベスト”なデイヴィッドのドラムが心地よい。

--Way Out West 2016年12月号

パーフェクト! このレコードはとてもお気に入りです。 クレバーなホーンのライン、そして、ジェフ・キーザーのピアノは秀逸。

--Carol Welsman (Juno Award受賞 ジャズアーティスト)

デイヴィッドのドラムとシンバルに対するユニークなアプローチに、真のアーティストの仕事をみた。全ての音が、切迫感と繊細さを持ちながらスイングしている。「Oh Clara!」は素晴らしい音楽に興味があるリスナーには「この一枚」となるアルバムである。

--Darrian Douglas (Jazz Musician/Drummer)